GPサンノゼ レポート
GPサンノゼ レポート
GPサンノゼ レポート
皆さんこんにちは、アルカトラスです。
すぐに書くといいながらまたしても遅くなってすいません。
今回は先月末に参加したGPサンノゼのレポートになります。

最近のリミテッドPTQは新セットの発売から一週間後に開催されることが多く、練習期間が短く苦戦が続いていました。特にメインの練習環境であるMOでのリリースが紙のリリースから一週間遅れているのもあり、ろくに練習ができずに参加することになることも多々ありました。

そのため、今回は事前の練習方法から改めることにしました。プレリリースは普段は1、2回しか参加しないことが多いのですが、今回はスーパーサンデーシリーズでやった分も含め5回ほど参加しました。発売前から練習できる機会を使わない手はありませんからね。環境初めのGPの最初の数回戦とプレリリースでは、対戦相手のレベルが近いので良い練習になります。環境の概要を把握することができました。

また、これだけプレリリースに参加したのはもう一つの目論見がありました。それは賞品のパックです。プレリリースでは、店舗によって形式は違えど、成績によって発売前の新セットのパックを貰えます。今回はこれをかき集めることも目的の一つでした。これを使うことで、齋藤友晴プロや渡辺雄也プロなどといった日本でも有数のプレイヤーと共にドラフトの練習をすることができました。

発売前のこの時点でにシールド5回、ドラフト5回と今までにないほど質、量共に高いレベルでの練習ができていて非常に順調だったのですが、ここに来て年末年始からずっと動いていたツケがきたのか風邪でダウン。SSSでご一緒した斎藤慎也選手のお誘いで参加させていただいたドラフト合宿で3回ドラフトした時点で限界に達し、以降は寝込んでいました。

いつも通り木曜日入り。少し怠いですが風邪もほぼ治り、ロスの空港で迷子になりかけるハプニングもあれど無事到着。はまさん達と合流しホテルへ。翌日には井川さんも到着し、意見交換したり(基本的に教えてもらってばかりです)MOでシールドの練習をしたりして本戦へ。

本戦のデッキは画像の1枚目です。プールは撮り忘れてしまいました。《霊気風浴び》、《ドビン・バーン》といった神話レアを要するプール。しかし青と緑はプレイアブルの枚数が足りなく即除外。できれば緑をやりたかっただけに神話のトカゲを断腸の思いでサイドボードに。赤は枚数自体はありましたが、生物の質と量がやや不足していて、更にサイズの大きい生物を触れないためサイドボードに。赤白のような軽いビートダウン相手には使うことも視野に入れていました。最後に残った白と黒を見てみると、どちらも飛行や接死、確定除去といった緑に強いカードが多い上に、ボムとまではいかなくともスペックの高いレアやアンコモンが揃っていたためGOサイン。選択肢がたいしてなかったためすっと組み終わったが、後で井川さんに見せてみたところ《路地の絞殺者》は《博覧会の歓迎者》の方が良いと指摘されました。4マナ以下の基本的なサイズが3/3以下なため3/2の方が2/3よりも優秀ということですね。またこのデッキでは《鉄装破壊車》があるため、自分のデッキだけのことを考えてもパワー3を優先するべきでした。明確な構築ミスですね。実際に2/3が腐って負けたゲームがありました。また、はまさんに見せたところ、土地を16枚にした方が良いことと《ドビン・バーン》はタッチするほどのカードではないとの指摘を受けました。《改革派の地図》が2枚あるため、実質土地が17枚入っている想定でしたが、実質タップイン土地であったりデッキ内のシンボルが濃かったり紛争カードを引くまで起動を待ちたかったりと様々な要素で事故を起こしたため、ここも間違えていましたね。土地を16枚にすると土地を引く確率自体は上がるものの、山から土地を抜いてくれるために土地18枚のリストほどデッキが薄まってはいません。フラッド受けもあるため、序盤のシンボルの濃さを考えるとリスクよりもリターンの方が大きかったですね。《ドビン・バーン》は地図を採用していることから無理なくタッチできるとその場では採用を肯定したのですが、その日の夜には抜くべきだったと謝罪していました。というのもこのカードは有利、もしくは互角の場面では強いものの不利な場面をひっくり返すような力は持ち合わせていないのです。タッチカラーのカードはキャストが遅れるリスクを常に背負っていますので、不利な盤面で強くないこのカードはタッチするに値しませんでした。また地図はタッチカラーの色を出すのにはあまり向いていなかったことも活躍できなかった要因でした。引き込むのが遅れた上にタップインしてしまうとどうしようもありません。当時は赤白土地があり強力なレアの機体に負けた後だったため《破壊的細工》を代わりにタッチすべきだったと考えていましたが、今になって冷静に見てみると、タッチせず2色で安定させた方が良かったですね。サイド後必要ならばタッチする程度に押しとどめておくべきでした。

初日は2bye開け5連勝から2連敗して7-2。デッキ的には妥当な成績ですが、最終戦を《歯車組立工》が相手のカードを対象に取れることを知らずに落としてしまったので、非常にもったいなかったです。

2日目のファーストドラフトは下家にチャネルに所属しているデイビッド・オチョアが座るポッド。緑の濃いパックから緑を避けて《無謀なレーサー》をピック。すると二手目、三手目で《異端の飛行機械職人》が流れてきたのでピック。初手付近のマルチカラーは使えないリスクが高いため取りにくいのが常ですが、この環境ではコモンの質が低く、逆に一部のマルチカラーのアンコモンは使えた際のリターンが大きいため、初手付近では捨ててしまっても良いくらいの覚悟でカードパワーの高いカードを優先して取ります。その後青の流れは非常に良く、赤と白のカードを少しだけ摘んで2パック目へ。2パック目は《チャンドラの革命》からピック。赤の流れが良いわけではありませんが、白も別に強いカードが取れていたわけではないので、既に強力なカードの取れている赤に参入。すると2-3で強力レアの《バラルの巧技》が流れてきて大喜び。本当に青は嫌われているようです。青だけは漏らさないように取って2パック目終了。すると3-1で《反逆の先導者、チャンドラ》がこんにちは。3-3で装備品も取って問題の3-4。ここで《発明の領事、パディーム》と《発明者のゴーグル》が流れてきました。デッキは即席のために軽いアーティファクトを必要としていているため装備品を取るべきだったのですが、既に装備品を1枚取っていたこともありレアを優先してしまいました。ただ重いアーティファクトはあまり取っていなかっため、結局デッキに入らずまだピックに。ここで装備品を取れていれば一段階デッキが強くなっていただけにもったいなかったです。完成したデッキは画像2枚目。ここでも構築ミスが。地上で殴るデッキではないのに《ラスヌーのヘリオン》が入っていて、《歯車組立工》とのコンボがある《歩行貯蔵機》がサイドに落ちているのはどうかしていました。結果はオチョアとのゲームでうっかりエンドしてヘリオンが自爆してしまうミスもあり2-1。オチョア戦はチャンドラや巧技を引けなかったのも厳しかったです。レアは強いもののデッキの完成度は今ひとつでしたね。

セカンドドラフトはファーストドラフトで当たった日本語ペラペラのアイザックさんが上家にいるポッド。赤の濃いパックから《屑鉄会の勇者》をピック。二手目は他に赤のカードがないパックから《飲み込む炎》をピックして赤を絞っていく。三手目は《改革派の車輪職人》。赤白はやりたいアーキタイプの一つで、この職人は非常に優先度の高いパーツです。《移動駐屯所》とのシナジーは相手のレアをも打ち倒す力があります。その後赤の流れが芳しくないものの白の流れが良く、下に漏らさないように白単気味にピック。2パック目の初手は《生真面目な補充兵》。現状ではベストに近いレアです。返しの流れは1-1の赤が濃かったこともあり赤はあまり流れて来ず。しかし、白の流れは相変わらず良かったため引き続き白を抑えていく。2枚は機体が欲しかったため比較的早い順目で《鉄装破壊車》を抑えたり、2-9で《浮遊化改造》が一周してきたりして2パック目は終了。3パック目の初手はパッとしない中から《亢進する地虫》をピック。赤はあまり取れていませんが、取れているカードは強く、他に強いカードが取れている色もなかったため赤白に行きました。すると3-2で《航空船に忍び寄るもの》、3-3で《模範操縦士、デパラ》と流れてきて大フィーバー。上家のアイザックさんがカードを取れているのか心配になりました。実際酷いことになっていたようで後に0-3していました。その後更に《亢進する地虫》が2枚取れたり、3マナ域の質を上げたりして終了。構築したデッキは画像の3枚目。組んだ時はウキウキだったのですが、構築に大きなミスがありました。それは3マナ域ぐ太っていることとマナバランスが悪いこと、そして弱いカードが入っていることの3点です。2枚の《精緻会の改革派》をサイドに落としてしまったのは当時の私の中でこのカードの評価が非常に低かったからです。井川さんの意見を聞いて2マナ域を意識してピックはしたものの、2/2はこの環境では止まりやすく、既に2マナ域も4枚あるから不要と判断してしまいました。しかしこのデッキもそうですが、赤白は序盤から攻めたいデッキであり、かつ中盤以降も機体に乗ったり装備品やオーラ、《暁羽の鷲》で強化できることもあり決して腐りません。逆に《亢進する地虫》はサイズが優秀で重ねて引いた際にもシナジーがあって優秀ですが、白の濃さを考えると山を多く採用しづらく、2ターン目のキャストにやや難があるため優先度を落とすべきでした。その点3パック目で一周してきて喜んで取った《真鍮の災い魔》は採用すべきではありませんでした。また、《路地への回避》はカードが弱かったため採用すべきではありませんでした。序盤の行動回数が重要となるビートダウンミラーでは強さを見せますが、こちらよりサイズの大きいクリーチャーを倒すのには修正値が小さすぎて役に立ちません。実際にこれらの要素が元に複数回事故を起こし、結果は2-1でした。ピックが非常に良かっただけにこの構築ミスは痛かったです。

以上の結果、11-4でプロポイント2点、250ドルの賞金という成績に終わりました。初歩的なミスがなければトップ8を狙えそうなほどついていたので悔しい気持ちもありますが、そこまで含めてこれが現状の私の実力だと考えています。むしろ10-5が基本成績でアメリカGPでは3回連続で初日落ちしていただけに、この4敗という成績は素晴らしい結果でした。これがただ上振れただけでなく、実力で掴んだものなのだとしたら一段階強くなったのだと思います。GPは長いラウンドを戦うため実力通りの結果が出やすいと考えていて、せいぜい2勝分くらいしか上下することはありません。そのため4敗ラインが安定していれば数さえこなせばトップ8も見えてくると思いますし、更にもう一段階アベレージを上げることができればその先すら見えてくると思っています。ここで気を抜かず、今後も精進して行きたいと思います。

現在ピッツバーグにいます。今週末はスタンダードのGPに参加予定です。先週末はMOPTQ三連戦もありあまり調整時間が取れていませんが、今の全力をぶつけてきたいと思います。次回の内容はそのMOPTQ三連戦を予定しています。今度こそあまり期間を空けずに投稿したいですね。今回も非常に長くなりましたが、ここまでお付き合いくださりありがとうございます。それでは今回はここらで失礼します。
Super Sunday Series Championship 2017
Super Sunday Series Championship 2017
Super Sunday Series Championship 2017
こんにちはアルカトラスです。
大分遅れましたが、1月初めにシアトルで開催されたスーパーサンデーシリーズの本戦に参加してきました。
今回はそのレポートになります。

大会全体としては、斎藤慎也選手が優勝、永井守選手が4位入賞されたことをご存知の方は多いと思います。
斎藤選手にはプロツアーナッシュビルの出場権利も与えられたということで、喜ばしい限りです。
かくいう私はというと、オポが足りず10位という結果で終わってしまいました。一応500$の賞金こそ手にしましたが、ドラフト、モダン共にそれなりの時間を練習に割いていたため、悔しい気持ちが大きかったです。
とはいえ得るものも多かったですし、何より非常に楽しかったため、後悔は一切ありません。
今回で同大会の開催は最後となってしまいましたが、もしまた開かれることがあれば是非参加したいと思います。
以下、詳細なレポートとなります。
非常に長い上に大したことは書いてないので、読み飛ばしてもらって結構です。

金曜日の夕方に発ち、金曜日の昼に着く便でシアトルに到着。
アメリカに行く時は時差の関係で時間が巻き戻るという不可思議な現象に遭遇します。
APCが導入された空港では入国審査がスムーズに終わるため、到着してから30分とかからずに空港の外まで出られます。
他の日本人プレイヤーを待ちながら(初めてESTAを使って渡航した際は入国に時間がかかります)、飛行機に乗っている間に公開された霊気紛争のフルスポイラーをチェックしていると何やら欠片の双子のようなコンボがあってびっくり。
最終日のプレプレリに向けてリミテ視点で目を通していると緑が結構強そうだと感じました(実際強かったです)。

日本人プレイヤー達と合流後、ホテルへ。
その後、夕方の受付時間まで少し時間があったためセーフコ・フィールドへ。
見学ツアーの時間には残念ながら間に合いませんでしたが、かなり広いチームストアで買い物をして、個人的には大満足でした。

そうこうしているうちに程良い時間となったため、会場のウィザーズ本社へ移動。
ドラフトセットを貰い、そこらへんにいる人たちとドラフト。
赤白を組んで1-1でした。
フリーのドリンクがあったり、卓球台があったり、ボードゲームがあったりとマジック以外にも至れり尽くせりでした。
夕食のピザを食べた後はホテルに戻ってロビーでチームドラフト。
途中で眠くなったので就寝。

翌日土曜日、本戦の日程がスタート。
ドラフトが3ラウンド、モダンが4ラウンドの計7ラウンドを行い、上位8名が翌日のトップ8ドラフトに進みます。

まずはカラデシュドラフト。
1パック目で緑を主張していたら、遅い順目で《ダッカラの孔雀》が2枚流れてくる展開。
青が空いていそうだと感じていたら、2パック目で《霊気烈風の古きもの》と《サヒーリの芸術》が流れてきたので青に参入。
海外の記事では専ら青の評価が低いため、青をやれることは多いです。
2パック目の中盤で赤がダダ流れだったことに一抹の不安を覚えながらも、そのまま青と緑を取ってピックは終了。

初戦の相手は対面のジェイソン・チャン。
置いた土地は山。
案の定嫌な予感は的中し、滅茶苦茶カードパワーの高い赤緑に粉砕されました。
残りの2戦はレアが暴れてくれて、ドラフトラウンドは2-1で終了。
しかし今見てみると、結構酷い構築していますね。
よく2-1できたものです。
《気宇壮大》の様な単体では何もしないカードはリスクが高いため、採用しない方がよかったですね。
当時は《抜き取り検査》とサイド後は入れ替えていましたが、《ダッカラの孔雀》や《バリスタ突撃車》のような適当なクリーチャーを入れておくべきでした。
適当なクリーチャーで盤面をグダらせてゲームを長引かせれば、デッキに入っているボムを引く確率も上がりますし、何より手札で腐る可能性のあるカードと違って下振れしにくいので安定感があります。
この構築では、うまくいけば3-0できるかもしれませんが、下手したら1-2しかねません。
2-1は絶対にできる構築にしつつ、上振れれば3-0も狙える構築をすべきでした。

気を取り直してモダンラウンド。
使用デッキはドレッジ。
事前にモダン神挑戦者決定戦をドレッジを使用して制された細川侑也選手にお話を伺い、準備万端。
様々な質問に快く答えて下さり、この場で再度お礼申し上げます。

モダンラウンド初戦の相手はGP京都の予選を勝った光永悠紀選手。
彼とは事前に練習をしていたのでバントエルドラージを使用していることを知っていて、その練習で勝ち越していたので自信はありました。
しかしメインは取るものの、サイド後《自然の要求》と《安堵の再開》2枚、《自然の要求》と発掘クリーチャーの手札をそれぞれキープしたら、一向に発掘できず負けてしまいました。
相性の良いマッチアップを落としてしまい、早くもがけっぷちに。
残り全て勝ったとしてもオポが足りなさそうなのは理解していましたが、少しでも上の順位を目指そうと気合を入れ直します。

2戦目はSCZの昂揚型。
後から聞いた話によると最新型らしいのですが、MOで調整していた際には当たらなかったので、何が飛んでくるのか分からずビクビクプレイしていました。
が、墓地対策が全く飛んでこなかったので、結果的にはこちらが2回ぶん回して勝ち。

3戦目はビデオフィーチャーでミラー。
初めてのビデオフィーチャーで初めは少し緊張しましたが、ゲームが始まってからはすぐに集中できました。
ゲーム1は相手より先にぶん回して勝ち。
少し殴り過ぎて危なくなってましたが、悪手を咎められなくて助かりました。
ゲーム2は《虚空の力線》を2枚貼られて負け。
ゲーム3も《虚空の力線》を貼られましたが、自然の要求で割った上で回して勝ちました。
相手が力線を求めてマリガンしていたせいで、他の動きが悪かったのは助かりましたね。

4戦目はジャンド。
墓地対策だけケアすれば負けることは殆どないです。
《恐血鬼》でどつき回して勝ち。

というわけでなんとか2敗には収められました。
最後は下当たりだったので、オポは低いのは分かっていましたが、一縷の望みに賭けてトップ8の発表を聞きに行きます。
最後の8人目でマイケル・ボンド選手がコールされたのを祝福しながら私のスーパーサンデーシリーズ本戦は幕を閉じました。

その日はMOXという名のゲームショップ兼レストランに行ってディナー&ドラフトパーティーをしました。
本棚の隠し扉の裏に貸切のスペースがあったり、アンヒンジド土地のシャンデリアがあったりと不思議なお店でした。
色々なボードゲームを楽しんだり、パックウォーズをやったりしていたらあっという間に帰る時間になっていました。

翌日日曜日は斎藤さんと永井さんの応援をしながら、光永さんが賞品で貰ったパックでシールド。
《領事の旗艦、スカイソブリン》や《焼却の機械巨人》などのレアが6枚も入ったら頭のおかしな強さの赤黒ができて大笑いしながら回していました。
あんなプール見たことないです。

その後、ウィザーズ本社の日本語ツアーをしてもらいました。
マジックのカード名やD&Dの用語が着いた会議室を見せて貰ったり、ウィザーズの職場環境や思想理念を聞いたりし、中々に興味深い体験ができました。

夕方頃、ついに待ちに待ったプレプレリ。
誰よりも早く霊気紛争のシールドが体験できるとあって大盛り上がり。否が応でもテンションが上がります。
《霊気海嘯の鯨》や《リシュカーの巧技》、《霊気圏の招集艇》といった新セットの強力レアが満載の青緑を組んで2-1でした。
鯨から巧技撃って6ドローしたら苦笑いされました。
それと、招集艇の搭乗コストはやっぱり軽すぎますね。
Why?と嘆かれました。ごもっともで。

その晩はよく分からん博物館へ行って、ディナー。
またしても配られるドラフトセット。大盤振る舞いです。
チームドラフトに興じるも斎藤さんに全く勝てず。
どうやらシアトルに来てからリミテッドで負けてないらしい。
この男ノリノリである。
その後は博物館の展示をぶらぶら見ていました。
途中で意味不明な脱出イベントが発生するエレベーターに日本人だけで閉じ込められるハプニングが発生するも、何とか助かり九死に一生を得る。
あの時は嫌な汗をかきました。

そうして全日程が無事終了。
後は飛行機に乗って帰るだけ、と呑気していたら搭乗直前にとんでもないニュースが飛び込んで来ました。
スタンで3枚の、そしてモダンで2枚の禁止カードが発表されて大騒ぎ。
パソコンはトランクに入れて預けてしまっていたので、MOで持っていた資産は日本に着く頃には紙屑同然に。しょぼ〜ん

今回のレポートは以上となります。
スーパーサンデーシリーズは誰もが純粋にマジックを楽しめる、マジックの楽しさを思い出せる素晴らしいイベントだったと感じています。
またこのような素晴らしいイベントが開催されることを願っています。
それでは今回はこのへんで失礼します。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
皆様ご無沙汰しております。
今年もあとわずかになったので、今年の成績をざっくりまとめておきます。

・GP名古屋 10-4-1 PP1点 8-1で初の2日目に進むも、ドラフトで惨敗。

・GP北京 10-5 PP1点 初の海外GP。練習不足の割にはそれなりに勝てたが、上振れた部分が大きい。

・GP東京 3-6 4C儀式という欠陥デッキに固執して惨敗。MOとリアルのメタゲームは違うことを認識する。

・WMCQ大阪 6-3 無難過ぎる結果に。台北に向けていい練習になった。

・GP台北 12-3 PP3点 賞金1,000ドル 初のマネーフィニッシュ、そしてバブル負けを経験。大きな転換点に。

・WMCQ東京 5-4 付け焼刃ではモダンは勝てないと実感。ひとまずスタンとリミテに絞ることに。

・GP京都 9-5 プレイ面でひたすらチームの足を引っ張る結果に。構築含め単純に練習に不足。

・GPアトランタ 5-4 初のアメリカGP。ドラフトの練習をしてシールドの練習を疎かにしたら初日落ちするという本末転倒な結果に。

・SSSQアトランタ 優勝 初めて競技レベルの大会で優勝でき、招待制の大会に参加できるのも初めてと非常に喜ばしい結果に。大体はまさんのおかげ。

・GPクアラルンプール 10-5 PP1点 デッキ選択でややミスがあったのも事実だが、それ以上に大会内外を通して全くついていなかった。その中で最低限の成績を残せたことに手ごたえを覚える。

・GPデンバー 5-3-1 アメリカGP2連戦の初戦。情で青白フラッシュを使い続けた結果惨敗。ミラーで分けてしまったのが非常にもったいなかった。

・GPミルウォーキー 5-4 練習で勝てていなかった青黒をそのまま素直に組んでしまったのが敗因。ひたすら壁打ちをしているだけでは勝てないと痛感。もっと考え続けなければいけません。アメリカGP全てで5-4しているところをみると、少しだけアジアよりもレベルが高いようです。アジアでは初日6-3二日目4-2が安定していますからね。

・MOPTQスタンダードTOP8 1回
・MOCSマンスリーリミテッド トップ8 1回

来年は年明けすぐのスーパーサンデーシリーズ本戦(シアトル)からアメリカGPを行脚する予定です。1月のサンノゼ、2月のピッツバーグ、3月のニュージャージー、オーランド、5月のリッチモンド、6月のオマハ、ラスベガス、8月のミネアポリス、デンバー、インディアナポリス、9月のワシントンDC、10月のフェニックス、11月のアトランタ、ポートランド、12月のニュージャージーは概ね確定で出ます。

3月末のサンアントニオと4月頭のメキシコシティも行きたいのですが、チーム戦なので現在メンバー募集中です。

それでは良いお年を
こんにちは、お久しぶりです。

今回は先週末のMOCSマンスリーイベント(リミテッド)結果報告になります。

参加者800人弱、スイスラウンド確定11回戦という長丁場を《巨人の陥落》《ジョリーエン》《とどろく雷鳴》を要する青赤で9-2、トップ8に駒を進めます。

トップ8ドラフトは青赤の怒涛ビートを組みますが、残念ながら2没。

しかし、MOCSプレイオフへの出場権利を獲得することができました。

今月末に開催され、フォーマットはスタンダード。

当たって砕けてきますw

デッキの画像や細かい対戦レポートは今後余裕があればやります。

今から北京へ行ってきますので、しばらく音信不通になります。

それでは皆さん、GP北京優勝レポートでまた会いましょう。

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索