Limited PTQ Preliminaly Part7
2016年2月26日コメント (4)
皆さん、こんにちは。
今回はリミテッドPTQPのレポートです。本戦の権利はもう持ってはいるのですが、ストックがあるに越したことはありませんし、練習も兼ねて参加してきました。
まずは今回のプールから。まず、青と黒が枚数的にも質的にも酷過ぎるので脇に退けます。残った白、赤、緑の3色の組み合わせを見ていきます。
まずは白赤ですが、枚数が若干足りず、弱いカードが入ってしまいます。いっそ開き直って《破壊的陥没孔/Consuming Sinkhole》まで入れたクソビートも考えられますが、サイド向けですね。
次に、赤緑。緑にない2マナ域を赤が埋めてくれます。が、5マナ過多と3マナ域の薄さから没。
最後に白緑ですが、マナカーブ良し、カードパワー良し、マナベース良しと文句のない出来だったので、これに決定。土地があるのと収斂があることから赤のタッチは確定。2種類の上陸生物の存在と5マナが膨らんでいることから土地は18枚に。マナフラッドをケアするために覚醒スペルと《ヴァラクートの発動者/Valakut Invoker》、特殊土地を入れたところで、無色マナの発生源が4枚になったので《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を入れて完成!
ところがそれが大失敗。マナカウント的には8/8/4/4(《未知の岸/Unknown Shores》は1枚2/3マナとして換算。赤マナは多少の遅れが許容されるためマナクリーチャーもカウント)で足りていると思っていたのですが、無色マナと収斂のアンシナジー、タッチカラーのカードが2枚以上手札でダブつくリスクの大きさ、《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を4マナ域扱いして採用してしまったことの3つの要因が重なり、何度も事故を起こす羽目に。他に無色マナを使うカードはなかったため、《難題の予見者/Thought-Knot Seer》と無色マナしか出ない土地は採用せず、《オンドゥの蜂起/Ondu Rising》を採用することでフラッドをケアすべきでした。
またこれだけ支援カードがあるのだから、ダブつくリスクのある《巨岩投下/Boulder Salvo》よりも《岩屋の装備役/Stone Haven Outfitter》を優先すべきでした。ただの熊をデッキに入れることに抵抗感を覚え、美しさを優先させてしまいました。悪い癖ですね。
とまあ、前回のシールド記事であれだけ無色マナには気を付けようと言っていたのに、まんまとその誘惑に負けてしました。今回は無色マナを使うリスクにリターンが釣り合っていませんでしたね。猛省せねば。
以下、対戦結果です。
R1 白赤 0-2
R2 白黒t青緑 2-0
R3 白黒 0-2
R4 白黒緑 2-0
R5 白緑 2-1
結果は3-2でした。
しかし驚くほど白ばかりですね。やはりコモンが全体的に強く、確定除去まである白は人気が高いです。逆にBFZで強いカードが引けないと組めない青はなかなか当たりませんね。
R1はメインは盛大にフラッドしてしまい、それをケアするカードも引けず負け。サイド後は危惧していた通り、タッチしている3枚のカードが全て手札でダブつき負け。ここで構築ミスに気が付きました。
R3はどちらのゲームも最速で出てきた《ドラーナに選ばれし者/Drana’s Chosen》を対処できずに負けてしまいました。サイド後は除去のある手札をキープしたにもかかわらず、土地が詰まってしまい除去できず、無念・・・
全てのゲームを通して、無色マナのせいで《タジュールの重鎮/Tajuru Stalwart》が2/3で出てしまうケースが多く、それによって苦戦する場面が多かったため、間違いなく構築ミスでした。因みに《難題の予見者/Thought-Knot Seer》は一度も場に出ることはなく、引いたゲームは全て負けています。この子は4~5ターン目に出ないと弱いです。
今回から得られる教訓は「無色マナは取扱注意」です。知ってました。
それでは今回はこのへんで
今回はリミテッドPTQPのレポートです。本戦の権利はもう持ってはいるのですが、ストックがあるに越したことはありませんし、練習も兼ねて参加してきました。
まずは今回のプールから。まず、青と黒が枚数的にも質的にも酷過ぎるので脇に退けます。残った白、赤、緑の3色の組み合わせを見ていきます。
まずは白赤ですが、枚数が若干足りず、弱いカードが入ってしまいます。いっそ開き直って《破壊的陥没孔/Consuming Sinkhole》まで入れたクソビートも考えられますが、サイド向けですね。
次に、赤緑。緑にない2マナ域を赤が埋めてくれます。が、5マナ過多と3マナ域の薄さから没。
最後に白緑ですが、マナカーブ良し、カードパワー良し、マナベース良しと文句のない出来だったので、これに決定。土地があるのと収斂があることから赤のタッチは確定。2種類の上陸生物の存在と5マナが膨らんでいることから土地は18枚に。マナフラッドをケアするために覚醒スペルと《ヴァラクートの発動者/Valakut Invoker》、特殊土地を入れたところで、無色マナの発生源が4枚になったので《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を入れて完成!
ところがそれが大失敗。マナカウント的には8/8/4/4(《未知の岸/Unknown Shores》は1枚2/3マナとして換算。赤マナは多少の遅れが許容されるためマナクリーチャーもカウント)で足りていると思っていたのですが、無色マナと収斂のアンシナジー、タッチカラーのカードが2枚以上手札でダブつくリスクの大きさ、《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を4マナ域扱いして採用してしまったことの3つの要因が重なり、何度も事故を起こす羽目に。他に無色マナを使うカードはなかったため、《難題の予見者/Thought-Knot Seer》と無色マナしか出ない土地は採用せず、《オンドゥの蜂起/Ondu Rising》を採用することでフラッドをケアすべきでした。
またこれだけ支援カードがあるのだから、ダブつくリスクのある《巨岩投下/Boulder Salvo》よりも《岩屋の装備役/Stone Haven Outfitter》を優先すべきでした。ただの熊をデッキに入れることに抵抗感を覚え、美しさを優先させてしまいました。悪い癖ですね。
とまあ、前回のシールド記事であれだけ無色マナには気を付けようと言っていたのに、まんまとその誘惑に負けてしました。今回は無色マナを使うリスクにリターンが釣り合っていませんでしたね。猛省せねば。
以下、対戦結果です。
R1 白赤 0-2
R2 白黒t青緑 2-0
R3 白黒 0-2
R4 白黒緑 2-0
R5 白緑 2-1
結果は3-2でした。
しかし驚くほど白ばかりですね。やはりコモンが全体的に強く、確定除去まである白は人気が高いです。逆にBFZで強いカードが引けないと組めない青はなかなか当たりませんね。
R1はメインは盛大にフラッドしてしまい、それをケアするカードも引けず負け。サイド後は危惧していた通り、タッチしている3枚のカードが全て手札でダブつき負け。ここで構築ミスに気が付きました。
R3はどちらのゲームも最速で出てきた《ドラーナに選ばれし者/Drana’s Chosen》を対処できずに負けてしまいました。サイド後は除去のある手札をキープしたにもかかわらず、土地が詰まってしまい除去できず、無念・・・
全てのゲームを通して、無色マナのせいで《タジュールの重鎮/Tajuru Stalwart》が2/3で出てしまうケースが多く、それによって苦戦する場面が多かったため、間違いなく構築ミスでした。因みに《難題の予見者/Thought-Knot Seer》は一度も場に出ることはなく、引いたゲームは全て負けています。この子は4~5ターン目に出ないと弱いです。
今回から得られる教訓は「無色マナは取扱注意」です。知ってました。
それでは今回はこのへんで
コメント
初めまして、コメントありがとうございます。3色目は《タジュールの重鎮/Tajuru Stalwart》とミシュラランドを起動するためですね。逆に無色は《タジュールの重鎮/Tajuru Stalwart》と噛合わないので入れるべきではありませんでした。
残りのプールを見ても白緑で十分に戦えそうなプールだと思います。
足している赤いカードも色事故などのリスクに見合うものとは思えません。
そこまで充実した土地サーチや色マナの供給が期待できないのに何故色を足して微妙なカードを使ったのでしょうか?
《タジュールの重鎮/Tajuru Stalwart》を採用しない場合、3マナ以下の生物の枚数が5枚しかなくなってしまいます。《岩屋の衛生兵/Stone Haven Medic》を入れる手もありますが、素のままでは戦闘に参加できるサイズではないため、序盤の攻防を任せるのには不安が残ります。このプールの白緑は4マナ圏が弱く、5マナ圏が強い為、5ターン目までに1枚で盤面を支えられるカードを少しでも多く入れる必要がありました。支援を使う以上は3マナ以下の生物をある程度採用する必要がありましたしね。
タッチの赤のカードですが、除去はやり過ぎだったにせよ、ミシュラ土地と発動者は必要なカードだと考えています。デッキの構成上、土地18枚は避けられず、それによりマナフラッドの危険性が高まっています。そのためそれをケアできるカードを増やしたいと考えました。
最後の質問に対しての答えですが、まず微妙なカードだとは思っていません。十分なリターンのあるカードだと捉えています。また色マナの供給源ですが、無色マナさえ諦めれば充分に足りていると思います。