BFZ Phantom Swiss Sealed Part12
2015年12月22日
ファントムシールドのレポートです。
画像の貼り方を変えてみました。こちらの方が見やすいかな?
画像1が今回のプールになります。不利な状況をひっくり返せる《次元の激高/Planar Outburst》と、どんなデッキにも入る《果てしなきもの/Endless One》は分かりやすく強力ですが、他に確定除去がありません。限定除去も色が散っていて、その上全体的に重いという難しいプール。《進化する未開地/Evolving Wilds》があるので3色ないしは4色からカードを寄せ集めることになりそうです。
白は《次元の激高/Planar Outburst》だけでなく、サイズの大きなフライヤーに限定除去、序盤の壁と必要な所が揃っているのでメインカラーの座は揺るがないでしょう。
次点で強いのは青。5マナ以上の生物が強く、4色デッキでは非常に強力なドローカードである《輝く光波/Brilliant Spectrum》があります。しかしそこまで枚数が多いわけではなく、加えて3マナ以下のプレイアブルなカードがありません。
黒と赤は除去がそれなりにありますが、枚数が足りません。黒はタッチも考えられますが、赤はシンボルがきついのでそれも無理でしょう。
最後に緑ですが、枚数的には青に負けず劣らず、しかも青と違って3マナ以下もあるので良さそうなのですが、今度は4~5マナがないのと、6マナ以上のカードのカードパワーに差があるのが難しいところ。
結局《次元の激高/Planar Outburst》生かしたデッキを組み上げることができず、低マナ域を無理矢理飛行で埋めた《次元の激高/Planar Outburst》もある画像2の青白飛行に。軽量フライヤーは序盤の相打ち要員にしかならなさそうですね。しかも《大カマキリ/Giant Mantis》1枚で負けそうです。
マナバランスが悪くて抵抗を感じていましたが、今なら画像3のような白緑青タッチ黒の4色デッキにします。かなり重いですがデッキに8枚の3マナ以下のどれかさえ引ければ耐えられますし、5マナにさえ到達すれば物量でやれるので。《軍団を破壊するもの/Breaker of Armies》は入れません。6マナと8マナの差は果てしないので。序盤から攻めてこない相手には壁を減らして放り込みます。
以下、対戦レポートです。
R1 RG
G1 ダイス負けて後手を取られる。相手の2ターン目《噛み付きナーリッド/Snapping Gnarlid》からゲームスタート。しかし相手の後続が全く出てこないので、《果てしなきもの/Endless One》を温存し、《雲マンタ/Cloud Manta》、《雲マンタ/Cloud Manta》、《回生の天使/Angel of Renewal》を飛行ビートを仕掛ける。除去で粘られるも、爆発的に増えていくこちらのクロックに対処しきることはできず勝ち。
G2 また後手を取られる。初動の遅い相手に対し、壁で地上を抑えつつ2枚の《雲マンタ/Cloud Manta》でビートダウンして勝ち。
〇〇
R2 UB
G1 ダイスに勝ち先手を取る。ラスゴはあるものの軽量フライヤーは押してる時の方が強いので。フライヤーを先出しするがことごとく除去を合わせられてなかなか攻められない。《希望を溺れさせるもの/Drowner of Hope》も即座に除去されてから《破滅の昇華者/Ruin Processor》が着地し盤面を取られる。次々に展開される相手の軍勢をチャンプブロックで凌ぎながら機を伺い、《次元の激高/Planar Outburst》で一掃。《沿岸の発見/Coastal Discovery》からの尽きない除去で粘られるも、5,6マナの生物を連打して勝ち。
G2 後手を取られる。除去連打でこちらの攻勢を捌かれ、《タジームの守護者/Guardian of Tazeem》、《波翼の精霊/Wave-Wing Elemental》が着地。こちらの《真っ逆さま/Sheer Drop》と《ギデオンの叱責/Gideon’s Reproach》ケアされて《タジームの守護者/Guardian of Tazeem》が処理できず、こちらの生物を次々に寝かされて負け。
G3 除去と飛行の応酬から消耗戦に。相手の《波翼の精霊/Wave-Wing Elemental》の対処ができず、こちらも地上生物でダメージレースを挑む。しかしそんな場に現れる無慈悲な《破滅の昇華者/Ruin Processor》。ラストターンのドローは・・・《次元の激高/Planar Outburst》。これを覚醒でプレイし、クリーチャー化した土地で殴り切って勝ち。
〇×〇
R3 UBR
G1 土地2枚で止まってしまうが壁2枚で時間を稼ぐ。しかし追加の土地がなかなか引けず少しずつダメージを通されて、残りは1。何とか5枚目の土地に辿り着き《次元の激高/Planar Outburst》で面を流す。しかし返しに相手がトップしたのは《殺戮の先陣/Forerunner of Slaughter》。投了ボタンに手を伸ばしかけましたが、何故か相手は殴ってこずターンが帰ってくる。後は強力なカードを叩きつけて続けて勝ち。
G2 マナスク&カラスクで《淘汰ドローン/Culling Drone》しか展開できない相手に最速で《淀みの種父/Sire of Stagnation》を叩きつけて勝ち。
〇〇
結果は3-0でした。
R1とR3は0/6で止まる細い生物で殴ってくるだけの愚直なビートダウンだったので相性が良かったです。逆に、こちらよりサイズの大きい飛行や多くの軽量除去を有するR2の相手には大苦戦。この環境の仮想敵はこういった青黒や青白なので、これに対して厳しいと感じるデッキを組んだのはやはり失敗でした。《次元の激高/Planar Outburst》が引けなければ間違いなく負けていましたからね。
それでは今回はこのへんで
画像の貼り方を変えてみました。こちらの方が見やすいかな?
画像1が今回のプールになります。不利な状況をひっくり返せる《次元の激高/Planar Outburst》と、どんなデッキにも入る《果てしなきもの/Endless One》は分かりやすく強力ですが、他に確定除去がありません。限定除去も色が散っていて、その上全体的に重いという難しいプール。《進化する未開地/Evolving Wilds》があるので3色ないしは4色からカードを寄せ集めることになりそうです。
白は《次元の激高/Planar Outburst》だけでなく、サイズの大きなフライヤーに限定除去、序盤の壁と必要な所が揃っているのでメインカラーの座は揺るがないでしょう。
次点で強いのは青。5マナ以上の生物が強く、4色デッキでは非常に強力なドローカードである《輝く光波/Brilliant Spectrum》があります。しかしそこまで枚数が多いわけではなく、加えて3マナ以下のプレイアブルなカードがありません。
黒と赤は除去がそれなりにありますが、枚数が足りません。黒はタッチも考えられますが、赤はシンボルがきついのでそれも無理でしょう。
最後に緑ですが、枚数的には青に負けず劣らず、しかも青と違って3マナ以下もあるので良さそうなのですが、今度は4~5マナがないのと、6マナ以上のカードのカードパワーに差があるのが難しいところ。
結局《次元の激高/Planar Outburst》生かしたデッキを組み上げることができず、低マナ域を無理矢理飛行で埋めた《次元の激高/Planar Outburst》もある画像2の青白飛行に。軽量フライヤーは序盤の相打ち要員にしかならなさそうですね。しかも《大カマキリ/Giant Mantis》1枚で負けそうです。
マナバランスが悪くて抵抗を感じていましたが、今なら画像3のような白緑青タッチ黒の4色デッキにします。かなり重いですがデッキに8枚の3マナ以下のどれかさえ引ければ耐えられますし、5マナにさえ到達すれば物量でやれるので。《軍団を破壊するもの/Breaker of Armies》は入れません。6マナと8マナの差は果てしないので。序盤から攻めてこない相手には壁を減らして放り込みます。
以下、対戦レポートです。
R1 RG
G1 ダイス負けて後手を取られる。相手の2ターン目《噛み付きナーリッド/Snapping Gnarlid》からゲームスタート。しかし相手の後続が全く出てこないので、《果てしなきもの/Endless One》を温存し、《雲マンタ/Cloud Manta》、《雲マンタ/Cloud Manta》、《回生の天使/Angel of Renewal》を飛行ビートを仕掛ける。除去で粘られるも、爆発的に増えていくこちらのクロックに対処しきることはできず勝ち。
G2 また後手を取られる。初動の遅い相手に対し、壁で地上を抑えつつ2枚の《雲マンタ/Cloud Manta》でビートダウンして勝ち。
〇〇
R2 UB
G1 ダイスに勝ち先手を取る。ラスゴはあるものの軽量フライヤーは押してる時の方が強いので。フライヤーを先出しするがことごとく除去を合わせられてなかなか攻められない。《希望を溺れさせるもの/Drowner of Hope》も即座に除去されてから《破滅の昇華者/Ruin Processor》が着地し盤面を取られる。次々に展開される相手の軍勢をチャンプブロックで凌ぎながら機を伺い、《次元の激高/Planar Outburst》で一掃。《沿岸の発見/Coastal Discovery》からの尽きない除去で粘られるも、5,6マナの生物を連打して勝ち。
G2 後手を取られる。除去連打でこちらの攻勢を捌かれ、《タジームの守護者/Guardian of Tazeem》、《波翼の精霊/Wave-Wing Elemental》が着地。こちらの《真っ逆さま/Sheer Drop》と《ギデオンの叱責/Gideon’s Reproach》ケアされて《タジームの守護者/Guardian of Tazeem》が処理できず、こちらの生物を次々に寝かされて負け。
G3 除去と飛行の応酬から消耗戦に。相手の《波翼の精霊/Wave-Wing Elemental》の対処ができず、こちらも地上生物でダメージレースを挑む。しかしそんな場に現れる無慈悲な《破滅の昇華者/Ruin Processor》。ラストターンのドローは・・・《次元の激高/Planar Outburst》。これを覚醒でプレイし、クリーチャー化した土地で殴り切って勝ち。
〇×〇
R3 UBR
G1 土地2枚で止まってしまうが壁2枚で時間を稼ぐ。しかし追加の土地がなかなか引けず少しずつダメージを通されて、残りは1。何とか5枚目の土地に辿り着き《次元の激高/Planar Outburst》で面を流す。しかし返しに相手がトップしたのは《殺戮の先陣/Forerunner of Slaughter》。投了ボタンに手を伸ばしかけましたが、何故か相手は殴ってこずターンが帰ってくる。後は強力なカードを叩きつけて続けて勝ち。
G2 マナスク&カラスクで《淘汰ドローン/Culling Drone》しか展開できない相手に最速で《淀みの種父/Sire of Stagnation》を叩きつけて勝ち。
〇〇
結果は3-0でした。
R1とR3は0/6で止まる細い生物で殴ってくるだけの愚直なビートダウンだったので相性が良かったです。逆に、こちらよりサイズの大きい飛行や多くの軽量除去を有するR2の相手には大苦戦。この環境の仮想敵はこういった青黒や青白なので、これに対して厳しいと感じるデッキを組んだのはやはり失敗でした。《次元の激高/Planar Outburst》が引けなければ間違いなく負けていましたからね。
それでは今回はこのへんで
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